ケンケン病院へ

ケンケンさん病院へ。

心臓の専門医の獣医さん、ケンケンの胸に聴診器を当てた瞬間
に顔が曇った。

診断結果はやはり肺動脈弁狭窄症でした。
ペットウェル

ネットで調べるといろんな情報が出て来るけど、先生の話で
は、チワワ、ポメが圧倒的に多くて、次がMシュナウザー、
イングリッシュブルドッグ、が多く、柴の例は少ないそうで
す。この病気は心臓の奇形です。症状が重いのでケンケンは
診断がついたけど、症状の軽い子(走るとすぐに息があがる
とか、運動をしたがらないとか)では、飼い主も気がつかな
い事もあるそうです。
こういう事があるので、一般飼い主が繁殖をしちゃいかんの
ですね。きっとケンケンの血縁の中にも、同じ病気の子がい
るでしょう。繁殖は先祖代々の血統、病気、遺伝疾患、など
など、遺伝学を学んだプロに任せましょう。

「素人が繁殖に手を出す事は、不幸な犬猫と飼い主を増やすだけ」

って言葉。
今まで、自分ちの子が健康だったから、どこか他人事みたい
に聞いていたけれど、ケンケンを見ていると、こんな子をつ
くりだしてしまうような安易な繁殖システムは絶対にいかん、
と心から実感しますわ。

一生薬を飲み続けなければならない、高額な手術をしなけれ
ば助からない、運動制限、食事制限を一生しなければならな
い。そんな犬をたまたま飼ってしまった飼い主さんも気の毒
です。

だからね、やっぱりペットショップは要らないと思うんです。
おっと、話脱線(^^;)



そうそう、ケンケンがエコー検査をしたときの話でもしますかね。

ケンケンは診察台の上にひっくり返されて、ナースに保定さ
れ、先生がエコーの機械を胸にあて、私が落ち着かせる役割
分担だった。
ケンケンさん、ヒーヒー、ギャオギャオ鳴き叫ぶもんだから
画像が動いてなかなか見れない(><)(先生は、柴犬さん
はこんな子多いからね〜って笑ってらっしゃいましたが^^;)

お願いだから静かにしてて〜、じゃないと診察ができないよ
(><)
飼い主さん、頭を撫でてあげてくださいと言われたので、い
われた通り優しく撫でていたけど、興奮しきっているケンケ
ンにそんなもんは風前の灯(^^;)興奮は全くおさまらず
(^^;)

そこで、頭撫でたり、声かけたりから作戦変更して、脳に届
く刺激作戦を思いついたフチゴロウ♪
「あ!ケンケン!アレはなんだ!」と天井を指差し一人芝居
(^^;)をしたら、予想どおりケンケンが、「何だ??」
って感じで「はっ!」として静かになった。
よっしゃ!良い感じ〜!

しかし30秒くらいするとまた騒ぎ始めたので、今度は「そ
んなに鳴く子は食べちゃうぞ〜!ガブガブガブ〜!」とケン
ケンの顔にかぶりつくフリをすると、ケンケンは「!?」
と、ビックリして、また30秒静かになる。
そんな、一人芝居を、演目を変えながら延々と続け、なんとか
画像が取れました(^^;)

犬のためなら、なりましょうともアホにでも〜!

しかし、MASUMIさんのいう「脳に届く刺激」が、こんな場面で
も役に立とうとは!

ありがとう〜!

さてケンケンさん、もうすこし詳しく病状を調べるために今日か
ら数日検査入院です。

by fuchigorououkoku | 2011-10-17 14:25 | 黒柴ケンケン里親決定!