久々やっちまったぜ!〜うちのパックのこと〜

最近、うちの4匹の犬パックはいい感じで落ちついていたので、

安心していたら、、、やりました。

エビスとケンケンとっくみあいの喧嘩。

あ、誤解ないように申し上げておきますが、お泊りの子は安易に
うちのパックと合流させませんし、合流させたとしても一瞬たり
とも目を離しませんし、もめごとになりそうなおやつやおもちゃ
は与えませんし、ちょとでも不穏な空気を出す犬がいればすぐに
注意を促しますし、犬が苦手な子はクレートに入っていても、同
じ部屋にわさわさ犬がいるだけでストレスかかるので、その場合
は別の部屋で預かったりもします。
ブログの画像だけご覧になって、王国にお泊りすると全員リビン
グでフチゴロウ家の犬と生活を共にするのか、というとそうでは
ありません(^^;)



さて、喧嘩のきっかけは、超まいうーなおやつ(ちなみにサメの

尾びれ^^;)ケンケンはお腹の調子が悪かったのであげなかっ

たのが事の発端です(ケンケンをクレートに入れてあげておけば

よかったんです^^;)

エビスが食べているのを、ケンケンが覗き込み「うー」って唸っ

たことからエビスがブチ切れバトル開始。

これがドッグフードなら喧嘩になってないんですよ、ドッグフード

よりもかなり美味しい食べ物なので、エビスの「取られたくない!

守らねば!」という所有欲が高い→興奮も高い→でケンケンにキレ

たわけです。

最近ケンケンのエビスに対する高圧的な態度が気にはなっていたん
ですが、まいっか、喧嘩にはなってないし、、、、、、、、、、
って見過ごしていたんですよ、その結果がこの喧嘩です。ちゃんと
喧嘩の芽はちいさいうちに積んであげなきゃ、もしくはマネージで
ケンケンをクレートに入れてたら、、、ああ〜反省。


興味深いのは、サメの尾びれを取り合っての喧嘩なのに、肝心の

サメの尾びれは宙を舞い、喧嘩してる二匹のうしろの床にぽとり

と落ちて鎮座ましてるんです(^^;)

犬は点で生きているってここでもわかります。次にこのおやつの

事を思い出すのは、喧嘩が終わって、このおやつを見たときだと

思います。このおやつがなくなってたら、思い出しもしないでし

ょうね(^^;)


おやおや、、、床のおやつを見つけたパンチ、疾風のごとく現れ、

くわえてソファーの下にしけこみました(^^;)

タマちゃんはただただ慌てふためきおろおろするだけ(^^;)

その横でガスファンヒーターをなぎ倒しながら(こんなこともあり

得るので安全のために我が家には石油の暖房器具はございません^^;)

ギャウギャウもつれあうエビスとケンケン。

だめもとでごら〜〜!と大声で叫びました。

やっぱりダメでした(^^;)わかっていたけど、「こんな状況

の犬には、人の声なんて犬の脳には届きはしません」というのを

再度確認したくて、叫んでみました(^^;)

こんな状況になったらいくら私が腹の底から声出しても犬達には届

かないんですね〜。だからこの状況にならないように、マネージや

犬に教育や、喧嘩にならないように人間側が気をつけてあげること

が大事なんですね〜実感。

さて、声で止まらない喧嘩どうしよう(^^;)。

動きが鈍いのでつかみやすそうだったエビスの首輪を持って引き離

そうとうとしましたが、興奮しちゃってるので、首輪を持つ私の手

を噛んできそうな勢いだったので、エビスの尻尾を引っ張って引き

離しました(^^;)

文字にすると長いですが、時間にして5〜6秒くらい?の間の出来

事でした(^^;)。幸い2匹は怪我なし

いつも不思議に思うの
ですが、うちの犬の喧嘩で大けがになったことがないんですよね。
本気で喧嘩してるのに怪我しないのか?それとも怪我しないように
ある程度力を抜いて噛んでいるのか?ものすごい謎なんです(^^;)


で、この場合は、唸ったケンケンも、それに切れたエビスも、喧嘩

両成敗!二匹仲良くならんでフセ!喧嘩した二匹だからこそです。

普通なら、怖くて近づけられないんだけど、嫌〜なイメージでおわ

らさないため?なのかな?うーん、理由はわからないんだけど(^^;)

ドッグハウスでやってたので、真似してます(^^;)


いくら普段は何事もなく一緒に過ごしている犬同士でも、状況がそ

ろえば血みどろ、下手すりゃ殺し合いの喧嘩になる可能性を秘めて

いるってことです。犬に「絶対」はありません。どんな犬でも、

状況がそろえば噛みます。うちの犬は100%大丈夫!ってことは

ないのです。

犬は人の心の友、伴侶になれる生き物、私にとっては生き方や人と

しての道?を教えてくれる先生でもあるわけですが、犬は人ではあ

りません。

やる気になれば、ものすごい殺傷力を持っている動物(><)。

中型犬以上のサイズが本気になれば、人を殺す事も、大けがをさせ

ることも、自分より小さい犬ならいとも簡単に殺す事もできる牙を

持っているということを、忘れてはいけないと、犬に慣れてきつつ

ある今だからこそ、自分に言い聞かせて、暮らしております。

そういえば、、、
近所で、ノーリードの超小型犬が、リードをつけて散歩していた中
型犬に近づいていき、かみ殺されたという事故が、最近起こりまし
た。亡くなった命は帰ってきません。飼い主さんもかわいそうだけ
ど、リードをきちんと付けて散歩させていたのに、自分の犬が犬を
殺した前科者になってしまった飼い主さんもかわいそうです。


現代は
野生をほとんど感じさせない風貌の小型愛玩犬が世の中の主流?なの
で、犬の怖さや危機意識を感じる機会が少なくなってしまっているの
かもしれませんね。
フチゴロウが子供の頃は野良犬や放し飼いの犬がまわりにたくさんい
て、野良犬に牙むかれたり、雄犬同士が血みどろになってメスを争っ
て大げんかしている光景、学校のグランドで雄犬と雌犬が合体してい
る光景(汗)水をぶっかけても離れない光景(^^;)なんかを見て
育ってきたけど、最近はそんな機会を見ることもあんまりないだろう
しね〜(^^;)犬を知るにはいい時代に生まれたな〜って思います
わ(笑)


話はエビスとケンケンにもどり、、、

さっきまでものすごい噛み付き合いしてた二匹ですが、引き離して、

もめ事の原因のおやつがなくなれば(さっきパンチがさらっていった^^;)

けろっとしたもの(^^;)

ここで私がナーバスになり、恐ろしくなって犬同士を隔離してしまうか、

「つまらんやろーが!仲良くせな!」とガツン!&サクッと(←ここ大事

、ねちねちとじゃなくて、ガツン、サクッ、とね♩)と叱る(怒るでは

ないよ^^;)かで、犬の気持ちも変わってくるんだろうな〜なんて、

あくまでも想像ですが思ってます。(その犬、その状況、によって正しい

対応は違ってきますので、真似してやってみたら、さらにすごいバトルに

なったぞフチゴロウさん!と言われても責任もてませんけどね〜はははは(^^;)


で、、、

次は、おやつ持ってソファーの下に逃げ込んだパンチに、「出せ」の

コマンドで所有権を放棄させ(ガーガー唸ってたけど、結局口から出

しました:笑)ちゃんと出来たご褒美に、そのおやつをまた返してあ

げました(笑)そう、これ、おやつを取り上げることが目的ではなく

、所有権を放棄させる練習、トレーニングなんですよ〜(^^)

出せと行ったら「絶対」です。一旦出したコマンドは絶対に完了させて

終わらねばなりません。それは「コマンドにしたがわなくてもよい」

という選択肢があることを犬に教えていることになるから(^^;)

だから、ソファの下に隠れても、ほうきでつんつんして追い出すし、、、

家具の裏に隠れても、その家具をどけてでも、絶対に、完了させて

終わる。これはもうしつけの「基本のき」ですが、以外と大変です

よね(^^;)そう、子育ては、忍耐と一貫性、そういうことなん

ですね〜(^^;)




ということで、所有権を放棄させることもおうちの中でさせること♩

のネタの一つですわ(^^)

で、本当に取り上げなきゃいけない場面に備えるということです♩

文章にするとなんだか、めちゃ堅苦しい生活してるみたいだけど、基本

めんどくさがりのですから、もう、思いついたとき、やれる時に適当に

遊び半分でやってます。だから、やれない(やらない)命令はあえて、

出しません。(^^)だって、一度口に出して言っちゃったら必ず最後

までやって終わらせてあげなきゃいけないから大変だもの〜(私が^^;)

犬も人もお互いが楽に楽しく暮らすための関係づくり♩質の良いお散歩

プラス、おうちの中でのやらせる関係とやらされる関係作り、皆さんは

どんなネタを取り入れているのかしら?(^^)



ルールあっての自由です、ルールなき自由は無法地帯(^^;)

無法地帯には争いが起りますからね〜(^^;;;)

家庭犬としてのマナー(やっていいこと、わるいこと、やっていいとき

、わるいとき、)を人間の子供に教えるように、犬にだって、教えてま

す(^^)犬と人のお互いのためにね♩

とまあ、伝えてばかりじゃ片手落ちなので、犬の言葉をもっと拾ってあ

げられるようになる、犬のサインを読めるようになる、が私にまだまだ

欠けているところだって、最近しみじみ思うから、そこ意識して、また

明日からがんばろう〜っと♩




今日のTOUGHLOVEブログ
にはこんな言葉が書かれていました。タイムリーすぎる(^^;)

犬の怖さをしらずして、犬と接しては危険

保護をやるなら絶対に忘れてはいけない言葉。トイレに貼っとこ(^^)

by fuchigorououkoku | 2013-02-25 10:30 | フチゴロウ日記♪