痒癬のこと


真菌、痒癬、ってよく聞きますが、自分の犬がかかったことのない病気

についてって、真剣に調べることもないのでよくわかりません(^^;)

が、保護犬に関わっていると、フィラリアと同様、きっとメジャーなんだ

ろうなって気がするので、先日、獣医さんで聞いてみました。

忘れないように書き留めておきます。

痒癬は、

読んで字のごとく

でら痒い

皮膚病だそうです。犬から犬へ感染し、しか〜も

しか〜も。

そう、ご想像のとおり

人にも感染します

人も皮膚科送りです(^^;)



原因となるイヌセンコウヒゼンダニ(疥癬)はまず、角質に入り込もう

とします。(ぎゃ〜恐い!)

ダニの気持ちになって考えてみると分かりやすいのですが、「柔らかい

所の方が楽に入れるんだよなぁ・・」なので、柔らかい部分、つまり耳

の先っちょ、肘や踵などからアプローチをかけてきます。


続いて、疥癬トンネル(青函トンネルではない)と呼ばれる穴を掘りな

がら、卵を少しずつ、時間をかけて産み落としていきます。(ひえ〜!)


卵が孵化すると、幼虫は外に出てきて、成長して、また交尾→メスは角

質層に入り込んでどんどん増えていきます。

上記の進行は、交尾をしたメスに限り、オスや未交尾のメスの場合、角

質に潜り込むだけで終わります。


薬浴、抗生物質、かゆみ止めの注射など、使い、完治までは時間がかか

るそうです。


耳の先っちょ、肘や踵がめちゃめちゃ痒いときは痒癬の疑いありってこ

とですね(^^)


カユカユ犬には近寄らない、近寄らせない、自分の犬がカユカユだった

ら他と接触させない、ようにしないといけなんですね〜(^^)

知らんかった、、、(知らないって恐ろしい^^;)


では、次回は、痒みのない場合もある、真菌についてお話いたしま〜す

(^^)忘れてなけりゃね(^^;;)


PS:誤った記載がございましたら、遠慮なくどしどしご指摘ください!

by fuchigorououkoku | 2010-07-07 00:04