つぶやき〜犬に学ぶ〜
タマ@ボクサーはとても面倒見のよい雌犬だ。
過去我が家に来た保護犬の遊び相手、子犬の場合
は教育係を担当してくれた。
今いる柴犬のケンケンは、過去我が家にやってき
た保護犬の中で最も小さいサイズだ。
タマが一緒に暮らした犬のなかでも、おそらくいち
ばん小さいサイズだと思われる。
最初、タマの遊びかたはぎこちなかった。
二匹で楽しく犬プロレスしていても、お互い力加減
がわからないので、強く噛み過ぎたり、強く押さえ
すぎたりして、どちらかが、「ギャン!(痛い!)」
と悲鳴をあげていた。
悲鳴をあげると、ワンプロレスはそこでおひらきに
なる。
例えば、タマがケンケンを強く押さえつけすぎて、
ケンケンが「ギャン!」って言うと、そこで遊びは
おひらきになる。ケンケンは「いててて〜」って感じ
でその場から離れ、タマは「あわわわ〜、ちょっと
やりすぎちゃった〜」とおろおろしている(笑)
力加減が強過ぎたせいで、楽しい遊びが終わってしま
ったタマは、次は力加減を考える。
そんなことを一ヶ月ほどくりかえして、お互い、相手
が痛くない程度の力加減を会得し、今は、感心するく
らい、上手に遊んでいる。
ということで、何が言いたいかともうしますと。
躾け本に書いてある「甘噛みが酷い場合の対処法」
の、「痛い!」と大声を出して、遊びを終わりにする。
というのはなるほど、理にかなっているな〜ということ。
そういう風にやればいいとは知識としては知っていたけど、
「そんなことで犬が理解するんか?と若干疑問だった^^;)」
けれど、なるほど、タマのような反応を示す犬には効果あり
だなんだな〜と思ったのでした。
躾本に書いてあることでも、実際の経験と一致して、はじ
めて納得できて、自信を持って犬達に伝えられたり、使え
る。
ドッグトレーニングをどっかの学校で学んだわけではなく、
多くが自分の山のような経験からの発見によるトレーニン
グ方法を実践しているシーザーやますみさんの言う事が、
すう〜っと頭や心に入ってきやすいのは、そのせいだろう。
経験に勝るものはない。
犬から学ぶことのなんと多いことか。
by fuchigorououkoku | 2012-02-21 19:18 | フチゴロウ日記♪